パソコンを起動したときに入力するパスワードを省略する方法と、スリープ後に求められるサインインでのパスワードの入力を省略する方法をご紹介します。
ウィンドウズ10の起動時パスワード省略方法
基本的にはパソコン起動時やスリープ後のサインイン時にはパスワードを入力する設定の方が、セキュリティ面では安心です。
しかし、その使用環境によってはパスワード入力を省略してすばやくパソコンを起動したい、またはスリープ状態から復帰したいと思う場合もあると思います。
そこで、まずはパソコンの電源を入れて起動する際のWindowsパスワード入力を省略する手順です。
以下の設定を行うことで、パソコンの電源を入れるとパスワードを入力することなくWindowsが起動します。
①画面左下の検索窓に「netplwiz」と入力
②検索結果に表示される「コマンドの実行」をクリック
③ユーザーアカウントという下記ウインドウが表示される
④パスワード入力を省略するユーザーを選択
⑤「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザ名とパスワードの入力が必要」のチェックを外す。
⑥「OK」をクリック
⑦下記ウィンドウ(自動サインイン)が表示されるので、パスワード入力を省略するユーザーのwindowsパスワードを2回入力して「OK」をクリック
※「ユーザ名」の欄は既に入力されています
以上で、設定は終わりです。
次回、電源を入れてパソコンを起動する時はパスワードの入力は不要です。
パスワードの入力無してWindowsが起動してデスクトップ画面が表示されます。
毎回、パソコン起動のたびにパスワードの入力が必須だったのが、省略できますのでとても起動が楽になります。
ただし、使用環境によってはセキュリティ面に不安が残ります。
自宅でのみ、自分の趣味として使うパソコンならパスワードの入力を省略しても問題ないかもしれませんが、ノートパソコンで外に持ち歩くような場合はパスワードの省略設定は慎重に行いましょう。
スリープ後のサインイン省略方法
パソコンの画面をしばらく放置したままだと、スリープ状態になって画面がロックされますよね。
作業を再開するには、もう一度サインイン(パスワード入力)する必要があります。
しかし、これも使用環境によってはいちいち面倒くさいと思う時があります。
そんな時は下記の方法でスリープ後のパスワード入力を省略するように設定できます。
①画面左下のWindowsマークをクリックして「設定」(歯車)をクリック
②アカウントをクリック
③サインインオプションをクリック
④「表示しない」を選択する
以上で設定は完了です。
これで、スリープ状態から復帰する際もサインインを求められません。
パスワード入力を省略する設定になりました。
くれぐれも、安全性を考慮した上で設定するようにしましょう。
スリープより簡単な「ロック」
スリープから復帰した際のサインインを省略していても、急遽画面をロックして席を外したい時は「ロック」が簡単でおすすめです。
ロックは「Windowsマーク + L(エル)」で瞬時にロック画面に切り替わります。
ただし、復帰する時はWindowsパスワードの入力が必要です。
ちょっとの離席ならスリープにするより「ロック」の方が簡単で安全でしょう。
状況に応じて使い分けて下さい。
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