夫婦関係を確実に修復するための”きっかけ”はあるのでしょうか?
どんな夫婦にでも効果的な修復方法があれば、ぜひ知りたいと思いますよね。
結婚生活を何年か続けていると夫婦間の愛情が冷めて、不仲や喧嘩、時には別居や離婚にも発展しかねません。
現在そのような境遇におかれている奥様(旦那様)の悩み解消のきっかけになれば幸いです。
夫婦関係完全修復のきっかけは?
全てのケースにあてはまるような「これが定石!」というきっかけはありませんが、共通するポイントというのはいくつか考えられます。
まず大切なポイントは自分から夫婦関係を修復するための行動を起こす、ということ。
「自分からきっかけ作りをするなんて、まるで自分が負けたような気がして嫌だ」と思うかもしれません。
でも、お互いにそう思っていてはいつまでも夫婦の関係は元に戻らないでしょう。
どちらが仲直りのきっかけを作ったか?
なんて、夫婦関係が元通りになってしまえばどうでも良くなってしまいます。
次に、相手を責めてばかりでは解決しない、ということです。
よく言われるように、不仲や喧嘩の原因が夫婦のどちらか一方にしかないということはまずありえません。
必ず自分にも何らかの非があるはずですから、それを考えてみましょう。
そして、相手の非を責める前に、先に自分から謝ってしまうのです。
その上で相手の事を指摘するなら、相手も聞く耳を持ってくれるのではないでしょうか。
また、自分のどんなところが悪いのか?
を相手に聞いてみましょう。
こうして少しずつ夫婦の会話を取り戻すことが、夫婦関係の修復には一番近道と言えます。
夫婦関係修復に欠かせない言葉
結婚して何年か経つと、いつの間にか相手への感謝の気持ちを忘れて、何かをしてもらっても当然と思ってしまいがちです。
でも、いつまでもラブラブ夫婦でいるためには、相手に感謝する気持ちが重要です。
とくに夫婦関係を修復させたいなら、相手への感謝の気持ちは欠かせません。
誰だって、感謝もされないのに義務感だけで頑張るには限界があります。
ですから、相手に対していつも感謝の気持ちを持ち続けるようにしましょう。
お仕事がんばってくれてありがとう
家事をしっかりやってくれてありがとう
子育てしてくれてありがとう
親の介護ごくろうさま
などなど、どんな夫婦でも相手に対して感謝を伝えるべきことは必ずあるはずです。
「いつもおいしいご飯をありがとう」
「家事を半分やってくれてありがとう」
「一緒に子育てしてくれてありがとう」
といったことなら、相手に感謝しやすいかもしれませんね。
それに、
「お皿をさげてくれてありがとう」
「靴を磨いておいてくれてありがとう」
のような小さなことでも、相手に感謝を伝えることが大切です。
口に出すのは面倒くさいとか、いちいち言わなくてもわかるだろう、なんて思わずに、できるだけ言葉にして伝えることがとても大切なのです。
何気ない言葉が冷めていた夫婦関係が改善するきっかけになると思いますよ。
夫婦仲が悪くなってしまった原因
いつまでもラブラブで円満な生活を過ごす夫婦もいる一方で、夫婦仲の悪さに別居や離婚してしまう夫婦もたくさんいます。
相手の浮気や浪費、暴力などといったはっきりとした原因がなくても、性格や考え方の不一致、いつの間にか夫婦関係が冷めてしまったというケースも少なくありません。
結婚当時の気持ちをず~っと持ち続けるのは難しい・・と言ってしまえばそれまでかもしれません。
また、
子供ができて妻が夫にかまえなくなった
夫の仕事が忙しくて妻と一緒にいる時間がない
などが原因で、すれ違いによる淋しさがそのまま相手への不満に変わってしまう場合もあります。
こうなってしまう原因はお互いが相手のことを理解しようとしたり、気遣ったりする気持ちが薄くなり、自分の立場でしか物を考えられなくなっているからかもしれません。
夫婦仲に限らず、人間関係は相手への思いやりをなくしてしまってはうまくいかないものです。
相手の気にいらないところや欠点ばかりに目を向けるのではなく、
自分は相手に対してどんな態度をとってきたのか?
自分に改めるべき点はないのか?
などをじっくり振り返ってみることも、夫婦関係を修復させるきっかけになるのではないでしょうか。
離婚する夫婦と離婚しない夫婦
かつては愛し合って結婚したはずなのに、離婚してしまう夫婦としない夫婦って何が違うんでしょう。
その一番の違いは
お互いに相手を思いやる気持ちがあるか?
というところだと思います。
相手の表情や言葉の違いに気づいて、もしも相手が疲れているようなら慰めてあげる、頑張ってくれたなら「ありがとう」を伝えるなどコミュニケーションを欠かさないということが、夫婦円満の秘訣と言えます。
自分の感情を優先させて、いつも不機嫌そうな顔をしていたり、相手への不平不満を口にしたり、愚痴をこぼしてばかりだと、相手もあなたと一緒にいることに嫌気がさしてくるでしょう。
夫婦関係に限らず、
挨拶をする
感謝の気持ちを言葉で伝える
何気ない会話を大切にする
といったコミュニケーションは、人間関係を円満にするのにとても大切なことです。
夫婦と言っても元は他人同志なのですから、お互い理解できないところがあって当たり前です。
良好な夫婦関係を続けるための努力をお互いが惜しまないようにしたいですね。
夫婦といっても元は他人同士。妻(旦那)の気持ちになって物事を考えてみましょう。
子供に与える影響について
夫婦仲が悪いと、子供に与える影響が心配です。
これについては”影響がない”と考える人はほとんどいないのではないでしょうか?
小学生の子供には、家庭という小さな世界しか存在しません。
広い世界を知っている大人と違って、家庭がその子の世界の全てといってもいいくらいです。
その小さな世界で、いつも父親と母親の仲が悪い、家の中の空気が暗くて親が常にイライラしているというのは、子供にとってはとても辛いことでしょう。
小学生といえども大人が考えているよりもずっと敏感なので、両親が仲が悪いということを感じとってしまうものです。
もし、夫婦仲が悪ければ子供としても
親が喧嘩しないように・・・
と、子供ながらにいつも気をつかったり、心配したりしなければなりません。
過程が崩壊してしまうかも・・・と、常に恐ろしくて仕方がない毎日なのです。
そして、毎日が不安でたまらないので情緒が安定せず、いつも悲しい気持ちで暮らすことになります。
こうした家庭事情が、子供の心の発達に影響を及ぼさないはずがありませんよね。
子供のためにも、夫婦仲が円満になるように、できる限りの努力をするようにしましょう。
夫婦間の会話が無い時の対処法
普段から夫婦間の会話がない時は、どうしたらいいでしょう?
せっかく話しかけてもうるさそうにされたりしたら、もうそれだけで気持ちが萎えてしまいますよね。
そんな夫婦の場合は、まずは日常の中の小さな会話を大切にすることから始めてみてはいかがでしょうか?
会話のない夫婦って、お互いに挨拶もしていないことが多いみたいです。
なので、とりあえずは、「おはよう」「行ってらっしゃい」「おかえりなさい」「おやすみ」などの挨拶をこまめにしてみるのもいいと思います。
そこから、「おはよう、今日も良いお天気だね」とか、「行ってらっしゃい、今日は雨が降るみたいだから傘を忘れないで」など、少しずつ会話を広げていけたらいいですね。
また、グチや悪口などの気分が落ち込む話題は避けて、前向きで楽しい話題がおすすめです。
思わず笑ってしまうような小さな報告などがいいでしょう。
夫婦間でも、空気を読むことって大切ですよね。
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